自分で染めちゃダメ!なワケ(後編)

前回が少し難しい話になってしまった反省を踏まえて残りは簡単に説明します。
弱い薬と強い薬があってそれを使い分けることができるのが美容室ということです。

一般的な市販の薬は一種類しか入っていません(強い薬一種類です)

すると、必要以上の力で毛先を傷ませることになります。
しかも、ご自分で塗るとなると「毛先につけないで塗る」というのも至難の業です。
特に、最近はやりの「泡カラー」などは、時間がたつにつれ毛先に薬が落ちてきます。

結果、一番必要ないところへ一番たくさん薬がついていることになります。
これがホームカラーをしてはいけない理由になります。

裏技をご紹介します。
題名に反することですが、どうしてもご自分で染めなくてはならない時もあると思います。
そういった時になるべく傷んで欲しくないので、お試し下さい。

まず、お風呂で使っているトリートメント、またはリンスを傷んでいる毛先に揉みこんでください。
そのあと、流さずにカラーして下さい。そうすると、トリートメントが髪を守ってくれます。
毛先の色の染まりが若干悪くなる可能性がありますが、多くの方が一番気になっている部分は
根本の黒い部分、または白い部分だと思いますので問題ないと思います。

そうすることで、多少ムラが出ることもあるかもしれませんが、髪を守ることができます。

特に定期的にパーマもされる方は必ず行ってほしいと思います。

なぜなら、パーマにとって一番大事なところは「毛先」ですし
カラーは傷んでいても染まりますが、パーマはかからなくなりますので。

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