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店舗移転のお知らせ

新年いかがお過ごしでしょうか。
いつもご利用ありがとうございます。

皆様のご愛顧を賜りましてカットルームノジマも
今年で36年を迎えることができました。
これも、ひとえに皆様のおかげと深く感謝しております。

さて、この度カットルームノジマを移転することとなりました

準備期間として1月26日~30日のお休みを頂き
1月31日にオープンを予定しております。

また、屋号、電話番号の変更はございませんので
0120-64-8318へのご予約をお願い致します

これからもご来店頂いた皆様に素敵な時間と
ご満足頂ける技術を提供できますよう、
一層努力を重ねていきたいと思っております。

どうぞお引き立ての程、宜しくお願い致します。

新店舗の住所 〒424-0813 清水区宝町6-4-1

新店舗の地図

自分で染めちゃダメ!なワケ(ホームカラーについて)

美容師はホームカラーを嫌います。その理由についてご説明したいと思います。

理由としてはざっくりいって3つ

1傷むから
2色がムラになるから
3美容室が儲からないから(笑)

3については説明不要でしょう(笑)しかし、あくまで3はおまけのようなものです。
問題は1と2です。しかし、これについても、おそらく多くのお客様は勘違いをしてると思いますし、同様に美容師も説明が不足しているように思います。ですので、ここでしっかりと説明しておきます。

1と2は密接に関係していますので、合わせて説明します。

多くのお客様は美容室で染めるより、自分で染める方が傷むということは自覚されていると思います。
そして、その理由はたぶん「美容室で使っている薬剤のほうが市販の薬剤より高級だから傷まない」というものだと思います。実際に美容師にそのような説明を受けた方もいると思います。

結論からいうとそれは間違いです。そして、美容師に対しては説明不足と言えると思います。

もちろん、完全な間違いではなく傷みにくいカラーなども次々に発売されてますし、それをいち早く使える美容室の方が『いい薬剤」を使っているとも言えますが、本質はそうではありません。
正解は「美容室のほうが、豊富な薬剤を常備してあり、部位や状態に合わせて使い分ける事ができるから」です。

では、なぜ使い分ける必要があるのか?ホームカラーをする、ほとんどの方は初めてカラーをするわけではありません。つまり、髪は「まだ染めていない毛」と「最低一度は染めたことがある毛」に分かれます。

まだ染めてない毛を新生毛(新生部)といいます。

そして、染めた事がある毛を既染毛(既染部)と言います。

これら2つの部位は必要な薬剤が違います。ここでは白髪染めを例にとります。
根元の白髪が生えてきた部分に塗る薬剤に求められる条件は白髪が染まる事、そして全体を茶色にしたい場合、一緒に生えてきた黒髪を茶色にすることが求められます。
白髪を茶色にすることと黒髪を茶色にすることは似ているように思われるかもしれませんが実は大きく違います。

薬剤の成分の話になると、おそらく難しい単語が出てきて、わかりづらくなると思いますので実際に起こる現象で説明しますと、白髪を茶色にするのは「色を足す」ことであるのに対し黒髪を茶色にするのは「色を引く」ことになります。

色を引くというとわかりづらいと思いますが、要は黒髪の黒の色素(実際は黒ではないですが)を髪から分解して抜き取ることです。言い方を変えれば、元々あるものを壊しているということです。
この、壊す行為には強い薬剤のパワーが必要になります。壊すわけですから当然傷みます。
ここでさっきの既染部(一度染めた部分)を考えると、根本の黒い毛が壊す必要があるのに対し一度染めた毛は、もう壊れているので、壊す必要がないということになります。
つまり、「既染部には強い薬剤パワーが必要ない」のです。

一度まとめますと「色を足すのには弱い薬剤でも十分」であり「色を引く(抜く)のには強い薬剤が必要」というわけです。

後半へ続く

髪型の見本(雑誌の切り抜きなど)持っていったほうがいいの?

百聞一見にしかずという言葉がありますが、まさにその通り。
是非、なりたい見本を持ってきてください。
ただし、少し注意して頂きたい点があります。

1 見本は正面だけよりも、後や横からも写真があったほうがよい
2 雑誌の髪の色は、当てになりません。(写メールなども同様)

ファッション紙の場合、正面からの写真のみの場合が多いので、できれば
同じような髪型をヘアカタログやインターネットのヘアカタサイトからプリントアウトして
持ってきて頂くと、より伝わりやすいです。

髪の色については、正直、美容室にきて相談して頂いた方が早いかと思います。
なぜなら、色というのは光の当たり方で全く違う色に見えるからです。
室内と屋外でも違いますし、撮影時の光の強さでも変わります。
さらに、その雑誌を切り抜いて持ってくるか、写メで撮るかによっても
色は変わってしまいますので正確な色を求めるなら
美容室にある色見本を参考にして頂くのが無難だと思います。